2015年6月19日金曜日

杉原氏

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杉原氏

因島村上氏6代村上吉充が重井青木城に移る前の重井の支配者。


宮地氏は、備後木梨・鷲尾山城主杉原氏の元で船手奉行をしていた。
    森本繁「因島の歴史」p.16


1458長禄2 地頭押領人名 
重井庄(杉原名子木なし、ほかうの両人)(東寺百合文書)。
青木茂、「因島市史」、p.317


(杉原)安綱は建武三年(一三三六)三月四日、(中略)因島で将軍によって安堵させられた浄土寺領の引渡しの命を受けてその執行に当たり、同月七日、その引渡しを了えた旨を泰綱から備後守護代と思われる源貞国らに報告しているから、(後略)
立石定夫、「杉原盛重」、内外印刷、1990、p.20

立石定夫、「杉原盛重」、内外印刷、1990、p.49
では、小早川隆景が、杉原家の後嗣に重盛を反対している。吉川元春が推薦し、重盛が継、神辺城主となり、吉川と協力して山陰を固める。


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